スズキ エーミング!
本日は、スズキのエーミング方法について紹介していきます。
車両はこちら!
スイフトです。
スイフトはデュアルセンサブレーキサポートというシステムを搭載しており、
単眼カメラとレーザーレーダーがフロントガラス上部に取り付けられています。
また、ACC(アダプティブクルーズコントロール)用のミリ波レーダーが
フロントグリルに取り付けられています。
まずは、カメラのエーミングから!
今回はMahle Digital ADASを使用しました。
他メーカーと同じく、フロントホイールにクランプを取り付け、
レーザー距離計で4点の距離を測定し、
スキャンツールに入力し高さを合わせてエーミング実行!
スズキ車はスタティック(静的)キャリブレーション終了後、
ダイナミック(動的)キャリブレーションを行う必要があります。
スズキのダイナミックは結構時間がかかるイメージなんですが、今回は5分くらいで終わりました。
続いて、ミリ波レーダーのエーミングです。
スズキ車のミリ波レーダーのエーミング作業には、ミラータイプのリフレクターを使用します。
国産車だと日産のミリ波レーダーもミラータイプを使用します。
ミラーを使用するタイプは、リフレクターの角度を数回変えて、ミリ波の反射を読み取ります。
Mahleのリフレクターにはダイヤルと目盛りがついているので、ダイヤルを回し角度を調整します。
今回は手前に傾けた状態、床面に垂直な状態、奥に傾けた状態、3つの角度で反射波を読み取ります。
スキャンツールに表示される値に応じて、ミリ波レーダーの調整用ボルトを回します。
今回は基準が0°なので、0°になるまで繰り返して完了です。
ちなみに、こちらが純正機です。
この大きさだとセッティングも保管も大変ですね〜
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